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介護福祉士国家試験に1回で合格するための勉強方法 過去問のやり方 2024

介護福祉士国家試験 過去問をコツコツやった後にやること

 過去問のやり方について、「毎日コツコツとやる」ということは以前の記事に書きました。

hajimechan2001.hatenablog.com

 今日は、コツコツとやったその後について綴っていきましょう。

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 この記事は短期間のつめ込み勉強法ではありませんので、つめ込み勉強法をやりたい方は読む必要はありません。

 少なくとも半年以上前からコツコツとやる人向けの記事です。

 なお、介護福祉士の勉強方法として紹介していますけど、ケアマネだろうと社会福祉士だろうと同じことです。

まずは3か月間3年分を毎日コツコツ4・5回やる

 はじめに、過去問をどれくらいの期間でどのくらいやるかについてです。

 まずは、3か月くらいかけて最低3年分ほどの過去問を、4・5回やってください。

 一気にやる必要はありません。あくまで毎日少しずつ、コツコツとを繰り返し行い、3ヶ月くらいの長い期間で3年分ほどの過去問を4・5回やってください。

無理に覚えようとはしない

 その間は、無理に覚えようとする必要はありません。過去問をやって、問題の解説を読む。それを繰り返し行ってください。

 最初は1問やるのにも時間が掛かるかも知れませんけれど、慣れてくるとテンポよくできるようになってきます。

 とにかくコツコツとやって行きましょう。

3ヶ月間コツコツやった後にやること

 3ヶ月くらいの期間を掛けてそれをやった後は、1日じっくりと時間を掛けて集中して問題に取り組める日を作ってください。
 休みの日などを利用して、1日じっくり取り組める日を作りましょう。

1年分125問を一気にやる

 その日は、1回分の過去問125問を一気にやります。コツコツではなく、125問を通してやります。

 

 過去問集はたいてい、1ページに問題と解答と解説が掲載されています。
 コツコツやる期間については、問題1問ごとに答え合わせをして解説を読んでかまいませんが、125問を一気にやる時には、1問ごとの答え合わせはしません。
 125問の問題を全部やってから答え合わせをします。

 過去問集を使うと、どうしても解答や解説に目が行ってしまいますので、それを行う時には過去問集を使うことをオススメしません。
 社会福祉振興・試験センターのサイト(http://www.sssc.or.jp/index.html)に過去問のPDFがありますので、それをプリントして使うことをオススメします。
 本試験の雰囲気を出すこともできます。

問題を一気にやった後にやるべきこと

 さて、問題を一気に125問やって答え合わせをしました。ただそれだけでは、問題をやって答え合わせをし、どのくらいできたかが確認できただけです。
 それだけでは、ただ問題をやっただけに過ぎません。その後に必ずやるべきことがあります。

 それは、言うまでもなく復習です。

復習は必ずその日のうちに直後にやる

 復習をやって行きますが、時間を置いてやってはいけません。翌日以降ではダメです。必ずその日のうち、できれば答え合わせをした直後にやります。

 問題を一気に125問やって、答え合わせをし、その日のうち、できれば答え合わせをした直後に、間違えた問題の復習をすぐにやります。

 復習には、過去問集の解答・解説を使います。
 間違えた問題を、過去問集の解答・解説を使って復習していきます。
 必ずその日のうちに間違えた問題を全部復習します。

 問題を一気にやって、答え合わせをし、間違えた問題の復習までをその日のうちにやりますから、1日集中してやれる日が必要です。
 休みの日などを利用して、1日集中して行ってください。

 1日集中するのはしんどいですけれど、そうすることでグッと記憶に残りやすくなります。

 覚えたことはその直後から忘却が始まります。

一時記憶から短期記憶、短期記憶から長期記憶に

 一時記憶、短期記憶、長期記憶という言葉は、介護を生業にしている方ならご存知だと思います。

 繰り返しコツコツやること、問題を一気にやって復習すること、そうすることを繰り返し行うことにより、一時記憶を短期記憶に、短期記憶を長期記憶へと移行していきます。

 つめ込み学習は、一時記憶・短期記憶勝負です。短期記憶で試験に臨むことを私はオススメしません。
 なぜなら、試験に必要な知識は、これからの私たちの活動に必要な知識ですから、介護福祉士としての活動に必要な知識なのですから。

 コツコツとゆとりを持って勉強して、しっかりと自分の知識としていきましょう。

 こちらの記事もあせてお読みください。

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