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社会福祉士レポート見本 相談援助の基盤と専門職 ソーシャルワーカーの倫理について述べなさい 論じなさい

社会福祉士レポート見本 相談援助の基盤と専門職

 このレポートは実際に提出したレポートではありません。
 このブログのために書いた架空のレポートです。

 実際に提出したレポートではありませんので、このレポートでどんな評価を受けられるかはわかりません。

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 1200文字のレポートを想定して書いています。
 レポートに取り組まれている方の参考になればと、書いてみました。
 よかったらごらんください。

科目名/相談援助の基盤と専門職

課題/ソーシャルワーカーの倫理について述べなさい。

 『社会福祉の倫理』の著者レヴィ(Levy,C.)は、倫理を「人間関係およびその交互作用に価値が適用されたもの」と規定し、人間関係における行動に直接影響を及ぼす点に特色があると述べている。ソーシャルワーカーは、個人の倫理観ではなく、専門職としての倫理にのっとって行動することが求められる。
 ソーシャルワーカーの団体では、ソーシャルワーカーが専門職として準拠する価値や、行動規範などを綱領として示している。「全米ソーシャルワーカー協会倫理綱領」は、専門職における価値観を「サービスの精神」「社会正義」「人の尊厳と価値」「人間関係の重要性」「誠実」「適任性」と規定している。
 わが国には、ソーシャルワーカーの倫理綱領がある。その中で「ソーシャルワークの定義」の冒頭、「ソーシャルワークの専門職は、人間の福利(ウェルビーイング)の増進を目指して、社会の変革を進め、人間関係における問題解決を図り、人々のエンパワメントと解放を促していく」と提示されている。
 また、社会福祉士として常に意識すべきである、「利用者に対する倫理責任」としては、①利用者との関係:利用者との専門的援助関係を最も大切にし、それを自己の利益のために利用しない。②利用者利益の最優先:業務の遂行に際して、利用者の利益を最優先に考える。③受容:自らの先入観や偏見を排し、利用者をあるがままに受容する。④説明責任:利用者に必要な情報を適切な方法、わかりやすい表現を用いて提供し利用者の意思を確認する。⑤自己決定の尊重:利用者の自己決定を尊重し、利用者がその権利を十分に理解し活用していけるように援助する。⑥意思決定能力への対応:意思決定能力の不十分な利用者に対して、常に最善の方法を用いて利益と権利を擁護する。⑦プライバシーの尊重 ⑧秘密の保持:利用者や関係者から情報を得る場合、業務上必要な範囲にとどめ、その秘密を保持する。⑨記録の開示 ⑩情報の共有:援助のために利用者に関する情報を関係機関・職員と共有する場合、その秘密を保持するよう最善の方策を用いる。⑪性的差別・虐待の禁止 ⑫権利侵害の防止をあげている。
 実践においては、倫理上の判断が難しいケースに遭遇し、解決方法の模索に悩まされることがある。このような状況を倫理的ジレンマという。倫理綱領には、利用者本人や他者への危害が発生するケースにおいては、真に抱えるニーズの解決・対策(利用者の利益の最優先)という視点から、制限を加えることができるとされている。例えば、社会福祉士の行動規範の項目では、「社会福祉士は、利用者の自己決定が重大な危険を伴う場合、予めその行動を制限することがあることを伝え、そのような制限をした場合には、その理由を説明しなければならない」と示されている。
 ソーシャルワーカーには、専門職としての倫理を身につけ、倫理的ジレンマにおける倫理的判断を行う能力が求められるのである。

〈参考文献〉
『相談援助の基盤と専門職』 中央法規出版
『社会福祉の理論』 チャールズ・S.レヴィ著 勁草書房
『社会福祉士ワークノート』 ユーキャン学び出版

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