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社会福祉士レポート見本 社会調査の基礎 量的調査の方法について説明しなさい

社会福祉士レポート見本 社会調査の基礎

 このレポートは実際に提出したレポートではありません。
 このブログのために書いた架空のレポートです。

 実際に提出したレポートではありませんので、このレポートでどんな評価を受けられるかはわかりません。

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 1200文字のレポートを想定して書いています。
 レポートに取り組まれている方の参考になればと、書いてみました。
 よかったらごらんください。

科目名/社会調査の基礎

課題/量的調査の方法について説明しなさい。

 量的調査とは、データを統計的な方法で分析することをいう。このため、分析可能な量のデータを集めなければならない。この際の調査対象となる集団全体を母集団という。
 量的調査の種類には次のようなものがある。
《全数調査と標本調査》①全数調査:母集団すべてを対象とするものをいう。②標本調査:母集団の一部を対象とするものをいう。
《横断調査と縦断調査》①横断調査:ある母集団を一時点や断面でとらえる調査である。②縦断調査:ある母集団を線や時間でとらえる調査。同じ調査対象を長い時間から幅広く調べる。縦断調査には、パネル調査、コーホート調査、傾向分析などの方法がある。
《自計式調査と他計式調査》①自計式調査:対象者が自ら調査票に記入する方法。配票調査、集合調査、郵送調査などの方法がある。②他計式調査:調査員が調査票に記入する方法。個別面接調査、電話調査などがある。
 次に量的調査の過程は、①調査枠組の設定、②調査対象者の決定、③調査票の作成、④予備調査(プリテスト)の実施、⑤調査実施の準備、⑥調査の実施、⑦調査結果の整理・分析、⑧結果報告、などで構成される。
 標本抽出の方法には次のようなものがある。
《有意抽出法》手間がかからず協力を得やすい。縁故法、応募法、割当法、などがある。
《無作為抽出法》母集団の特性を反映した、偏りの少ない標本を抽出できる。単純抽出法、系統的抽出法、多段抽出法、などがある。
 調査票を作成する時の留意点について。
 調査票を作成するには、質問内容を変数にしなければならない。変数には、独立変数と従属変数がある。また、目的に沿った調査票作成には、仮説を立てることも重要である。
 仮説を立て、独立変数と従属変数を考えたら、それを質問文にする。変数を質問文にするワーディングでは、◎ダブルバーレルは避ける、◎ステレオタイプ語は使わない、◎キャリーオーバー効果に注意する、◎威光暗示効果を避ける、◎イエス・テンデンシーに注意する、などに留意しなければならない。
 変数は、「名義尺度、順序尺度」と「間隔尺度・比例尺度」に分類される。また、尺度を評価する基準として信頼性と妥当性がある。
 調査票によってデータが得られたら、それについて、「検定」(標本の観測された結果に基づき、観測されていない母集団について推測すること)と、「解析」行われる。
 検定には、カイ二乗検定やピアソンの積率相関係数、t検定、分散分析、などがある。
 解析のうち多変量解析と呼ばれるものは、3つ以上の変数の相関を分析するために用いる手法で、オッズ比で示すことができるロジスティック回帰分析などがある。
 データの集計方法には、「単純集計」(質問項目ごとの度数や比率を出す作業)や「クロス集計」(2つ以上の変数の組み合わせに関して、度数を示した相関票を作成するもの)などがある。 以上

〈参考文献〉
『社会調査の基礎』 中央法規出版
『社会福祉士ワークノート』 ユーキャン学び出版

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