はじめちゃんの介護

主に高齢者介護の話しや各種試験対策など

モチベーションが上がらなくても勉強や仕事ができるようにする方法 モチベーション管理

モチベーションに頼らず勉強や仕事をする方法

 昨日までの話しの続きはまた今度するといたしまして、今日はモチベーションについての話をしてみたいと思います。

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モチベーションとは

 モチベーションは、仕事や勉強をする時の動機づけ「やる気」や「意欲」などといったものですね。

 「明日は月曜日だけどモチベーションが上がらない」などといった使われ方をしますね。

コロナ騒動でモチベーションがダウンしている

 なぜこんな話しをするかというと、新型コロナウイルス感染症拡大により、モチベーションを保つことが困難となっている人がいるのではないか、と思ったからです。

 例えば、ケアマネの試験は通常なら10月頃に実施されます。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で実施されるかどうか不透明ですね。
 もっともケアマネ試験の場合は、昨年も台風の影響で中止、再試験が行われた地域もありましたね。

 実施されるかどうかわからない試験に向けて、モチベーションを保ちながら勉強をし続けるのは、つらいものだと思います。

 そもそも勉強を続けること自体がつらいものなのに、そのような状況ならさらにつらいのではないかと思います。

あるプロボクサーの話し スポーツの世界

 先日(4月3日)、あるプロボクシング日本チャンピオンが引退しました。
 新型コロナウイルスの影響で試合が度々延期となり、モチベーションを維持できず引退を決めたそうです。

 ボクシングといえば、試合に向けて厳しいトレーニングや減量をしなければならないスポーツです。
 試合の日程が決まらないという状況で、モチベーションを維持していくことが困難となったわけです。

 東京オリンピック代表に内定していたアスリートも、同じような境遇に立たされていると思います。

 特にスポーツの世界は、試合に向けて極限まで自分を追い込まなければならない世界ですから、相当な苦労があると思われます。

 さて本日は、このような状況下で私たち介護職は、仕事や勉強に対するモチベーションとどのように付き合えばよいのか、について綴ってみたいと思います。

モチベーションに頼らないこと

 モチベーション(動機)を持つことが大切なことは言うまでもありません。
 しかし、モチベーションに頼ってしまうと、それを維持できなくなってしまった時に燃え尽きてしまうかもしれません。

 「燃え尽き症候群」などという言葉もありますね。

 そうならないようにするためには、モチベーションが上がらなくてもできるようにすることが大切なのだと思います。

 前述のボクシングやオリンピック選手の場合は、試合に向けて体を作り込みますから、試合が決まらない状態でモチベーションを維持することは困難を極めるでしょう。

 しかし、私たちの仕事や試験勉強などの場合は、モチベーションをコントロールすることもできるのではないでしょうか。
 モチベーションが上がらなくても、仕事や勉強をすることはできるのではないでしょうか。

 例えば試験勉強の場合は、試験直前に「毎日5時間勉強をする」といった目標を立ててしまうと試験が中止や延期になってしまった場合、モチベーションを維持することができなくなるかもしれません。
 勉強する気が無くなってしまうかもしれません。

 そうならないようにするためには、勉強を習慣にすることです。
 モチベーションなんかなくても勉強ができるようにすることが大切だと思います。

 毎日コツコツと勉強することを習慣にしてしまえばいいのです。
 そのやり方については、以前にも書きましたのでそちらをごらんください。

hajimechan2001.hatenablog.com

 仕事の場合も、モチベーションに頼らなくても習慣にしてしまえばよいのです。

朝起きて仕事に行く習慣 あいさつの習慣

 例えば私たちは、休みの日以外は仕事に行っていますね。

 仕事に行くのがイヤでズル休みしてしまう人もいるかもしれませんが、そうでないかぎり仕事に行っていますね。

 仕事のある日には、眠くても朝になったら起きて仕事に行っていますね。
 それって、その時点ですでに習慣ではないですか?

 どんなにしんどくても、朝起きて仕事に行く、それが習慣になっていませんか?
 どんなにしんどくても、モチベーションなんか全然なくても、朝起きて仕事に行っていませんか?

 職場に着いたら一番に何をしますか?
 私は「おはようございます」とあいさつをします。

 相手の顔を見て「おはようございます」とあいさつをします。
 あいさつは私の習慣です。

 職場には、あいさつのできない人、やらない人がいます。
 あいさつのできない人、やらない人は、あいさつが習慣になっていない人です。

 あいさつが習慣になっていない人は、たぶん気持ちよく仕事をすることができない人です。

 一日気持ちよく仕事をしたければ、出勤したら相手の顔を見て「おはようございます」とあいさつをすることを習慣にすべきです。

 そして起きて仕事に行って、あいさつから始められたら、どんなにモチベーションが上がらなくても8時間勤められていませんか?

 モチベーション(動機)を持つことは大切です。
 だけど、それを終始維持することは大変なことです。

 モチベーションを高く持ちすぎて燃え尽きてしまっては元も子もありません。

 だったら、モチベーションを持ちつつも、モチベーションなんてなくてもできるように習慣化したらどうでしょう。

習慣についてオススメの本

 習慣についてはこちらの本がオススメです。

 


 私は今、こんなブログを書いているわけですが、たいしたモチベーションがあるわけではありません。

 皆さんに思いを伝えたいというのはありますけれど、「とりあえずPCに向かって書き始めたらなんとかなるだろう」くらいの気持ちで書いています。

 高い目標を持つのもいいですが、とりあえず、やりさえすればできるようにすることが大切だと思います。