社会福祉士レポートの書き方 おさえておきたいポイント
今日はレポートを書き進めていく上で、おさえておきたいポイントについて綴りたいと思います。
1.何のためにレポートを書くのかを知る
レポートを書き始める前に、まずはおさえておかなければならないポイントがあります。
それは、「何のためにレポートを書くのか?」ということです。
まずは、レポートの意味・性質を知らなければレポートを書くことはできません。
そもそも「レポート」とは何でしょうか?
goo辞書には次のようにあります。
調査・研究などの報告書
つまり、社会福祉士通信課程などのレポートは、学習したことの報告書なのです。
持論を述べたりするものではなくて、あくまで学習したことを報告するものなのです。(課題によっては持論を求められる場合もあります)
2.課題の目的を知り課題に沿った内容にする
レポートは先にも言ったとおり報告書です。
課題について学習したことの報告書ですから、課題の目的を知ることが必要です。
その課題は、何を学習することを目的としているのかを知り、課題に沿った内容としなければなりません。
課題から外れたこと、飛躍した自分の意見などは求められないのです。
課題は出題者からのメッセージ
課題には、出題者の「何を学習させたいか」というメッセージが込められています。
出題者の意図を理解し、出題者の期待に応えられるレポートが求められます。
3.レポートは誰に向けて書くのか?誰に伝えるのか?
レポートを読むのは出題者です。ですから出題者に向けて書くわけです。
しかしレポートは、出題者へ向けての手紙ではありません。学習をしたことの報告書です。
レポートを読むのは出題者ですが、「誰が読んでも学習内容がまとまっている」と言える内容である必要があります。
社会福祉士通信課程の学生は、社会福祉士国家試験合格を目標に学んでいます。
自分の書いたレポートを自分で読み返してみた時に、試験勉強の資料としてまとまっていると言えるでしょうか?
その課題のレポートを書くことが、また自身で読み返してみて、社会福祉国家試験の勉強になったと思えたならば、たぶんそのレポートはまとまっているのだと思います。
4.レポートは伝わらなければ意味がない
どんなに一生懸命勉強をしても、その事が課題の出題者へ伝わらなければ意味がありません。
書いたレポートにより学習した内容が伝わらなければ、出題者から良い評価を得ることができません。
そもそも文章を書くのが苦手・下手では伝わらない
伝わるレポートを書こうにも、そもそも文章を書くのが苦手・下手では伝わるレポートを書くことはできません。
文章を書くのが下手な人は、読むのも下手
文章を書くのが苦手・下手な人は、レポートを書くことには苦労されると思います。
書くことだけではなく、課題文やテキスト・参考資料などを読むことにも苦労されるのではないでしょうか?
社会福祉士になろと思ったら、社会福祉士国家試験に合格する必要があります。
試験に合格するためには、試験問題を正しく読むことができる必要があります。
社会福祉士国家試験の試験問題は、問題文を正しく読むことができたらそれだけで解ける問題がたくさんあります。
試験に合格するためには、問題文を読めるようになる必要があります。
人に伝わるレポートを書くことができる人は、試験問題文の内容も正しく理解することができるのです。
伝わる文章を書ける・読める人は、試験に合格する可能性の高い人です。
5.伝わる文章の書き方
伝わる文章の書き方については、ここで簡単に紹介することはできませんので一冊の本を紹介します。
文章が書けない・読めない人に難しい本を紹介してもしかたがないので、私が持っている本の中から、簡単で分かりやすい本を紹介します。
主にビジネス文書の書き方を紹介している本ですが、とてもわかりやすいのでオススメです。
「文章を書けない」という人は、「書けない」と言っていてもしかたありません。
まずは、文章の書き方、文章の基本的な構造を書籍などを通して学んでください。レポートを書くのはそれからです。
でなければ、何度もレポートを書き直さなければならない羽目になります。
6.レポートの書き進め方は、①結論・②説明・③まとめ
これについては、以前に2つの記事を書きましたので、そちらをごらんください。
述べなさい型と論じなさい型の2つのレポートの型について説明しています。
7.レポートをまとめるための裏ワザを伝授
レポートをまとめるうえで一番たいへんなことは、広い範囲、テキストの内容から重要なことを指定の文字数内にまとめることだと思います。
広い範囲、テキストを読み込んで、レポートの骨子(骨組み・設計図・レジュメ)をまとめることが難しいのです。
以前の記事にも書いたことですが、レポートをまとめるためのとっておきの方法をお教えします。
それは、社会福祉士国家試験の学習のために市販されている参考書を使うことです。
こうした参考書は、社会福祉士国家試験に必要なことがまとめられています。
社会福祉士の国家試験は、社会福祉の実務家としての国家資格を与えるための試験だと言えます。
つまり参考書には、社会福祉の実務家として必要なことの要点、骨子がまとめられているのです。
だから、レポートの資料としても最適なのです。
レポートを超かんたんに書けるとっておきの裏ワザ!
レポートを簡単に書くとっておきの裏技があります!
こちらの記事をごらんください。
社会福祉士レポート実例一覧
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社会福祉士レポート見本一覧
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