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社会福祉士レポート見本 相談援助の理論と方法 ケアマネジメントの過程について論じなさい

社会福祉士レポート見本 相談援助の理論と方法

 このレポートは実際に提出したレポートではありません。
 このブログのために書いた架空のレポートです。

 実際に提出したレポートではありませんので、このレポートでどんな評価を受けられるかはわかりません。

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 1200文字のレポートを想定して書いています。
 レポートに取り組まれている方の参考になればと、書いてみました。
 よかったらごらんください。

科目名/相談援助の理論と方法

課題/ケアマネジメントの過程について論じなさい

 ケアマネジメントは、利用者の地域生活を支援するため、保険・医療・福祉サービスを総合的に調整し、利用者と社会資源とを有機的に結び付けていく社会福祉援助技術である。
 ケアマネジメントには次の過程がある。
 ①エントリー:受付の段階である。
 「ケースの発見」では、援助者が援助の必要性を認識していない人々のもとに出向いて利用を促す「アウトリーチ」が大切である。
 ②インテーク:問題の優先順位や対処方法などを整理する「スクリーニング」、面接してニーズを聞き取り、援助の内容を説明して契約を行う「インテーク(受理面接)」を行う。
 その過程では、傾聴や共感、受容的な態度、感情の同一化は何よりも重要である。利用者と援助者の間に「ラポール」が築かれることにより次の段階へ進むことができるのである。
 ③アセスメント:複雑に絡み合った利用者の問題を深く理解していくための過程である。
 アセスメントの目的は、利用者に関する情報を収集し、利用者を取り巻く問題状況を多面的に分析し、総合的に評価することである。
 その過程では、利用者の潜在的な力・強みに視点を向けること(ストレングス視点)が大切である。また、意見や希望などを主張できない利用者に対して援助者は、それらを代弁(アドボカシー)することが求められる。
 ④プランニング:援助計画の立案である。
 解決すべき課題に優先順位をつけ、そこから総合的・長期的にみた援助目標(ゴール)と具体的で短期的な援助目標(ターゲット)を設定する。そして、活用する実践モデルやアプローチを選択したうえで、社会資源などを具体的にどう活用して行くか計画していく。
 ⑤インターベンション:援助を実際に実行する段階である。よりよい援助を展開するためには、介入の際に「バイステック(Biestek,F.)の7原則」を活用することが効果的である。
 ⑥モニタリング:一連の援助過程の中間評価であり、点検・見直しを行う段階である。
 これにより援助が効果をあげているかどうかを見極める。場合によっては、計画の再構築や援助目標の修正などを行う必要がある。
 ⑥エヴァリューション:実行された援助や計画の有効性や効率性を測定する段階である。
 評価は利用者と援助者との共同で行われ、最終的に援助を終結に導くことが目的となる。
 ⑧ターミネーション:援助過程の最終(終結)段階であり、利用者の問題解決への動機づけと、利用者の抱える問題を解決するための援助効果との関連性を見極める局面である。
 1.終結の予告、2.評価、3.援助終了に伴う感情の共有、4.利用者のワーカビリティやエンパワメントを確認、の過程を通し利用者が自信を持って生活ができるように配慮する。
 ⑨フォローアップ・アフターケア:援助を必要としていた利用者が、終結後にどのような状態であるか一定期間後に確認することをフォローアップ、確認後、必要に応じて援助を展開することをアフターケアという。 以上

〈参考文献〉
『相談援助の理論と方法Ⅰ』 中央法規出版
『相談援助の理論と方法Ⅱ』 中央法規出版
『社会福祉士ワークノート』 ユーキャン学び出版

 なお、このレポート見本は、スクールのテキストとして使われる中央法規のテキストと、ユーキャンの社会福祉士ワークノートのみを資料として使っています。

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