はじめちゃんの介護

主に高齢者介護の話しや各種試験対策など

介護は底辺で結構だ!

介護は底辺で結構だ!

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ツイッターのタイムライン「底辺」で賑わう

 昨日、ツイッターのタイムラインで、たくさん「底辺」というワードを見ました。

 ある方の『介護施設で勤めているということを人には言いたくない。底辺にいる人になった感じがしてしまう。』といった内容のツイートに対する反応で、タイムラインがにぎわったのです。

 個人が介護に対してどのような価値を持とうが、自由だと思います。
 元のツイートをされた方がどんな価値を持とうが自由です。

 私はというと、タイトルのとおり「介護は底辺で結構だ!」と思っています。

 その心を、こんなツイートにしました。

「底辺が小さいこと」が問題

 このことを説明するために、この国の人口構造なんて改めて説明する必要もありませんし、資料など出す必要もないでしょう。

 我々介護職は、この国の超高齢社会を「底辺」で支えているのです。

 底辺とは、たいていの場合広く大きいものです。
 ところがこの国の人口構造は、いわゆる逆ピラミッド状態。少ない人数で多くの高齢者を支えているのです。

 この国の問題は底辺が小さいこと。
 介護の問題も底辺が小さいことなのです。

 例えば老人ホームの夜勤者は、夜間一人で何十人もの高齢者を支えています。

 この国「超高齢化」という重たい問題を支えるには、あまりにも少ない人員で支えているのです。

 介護職一人あたりにかかるその重さの負担は、相当なものなのです。

 そうした環境の中で私たち介護職は、この国の超高齢化を支えているのです。

生活水準が低いという意味では否定します

 「介護は底辺」の意味が、「介護職の生活水準は最低」という意味でしたら、私個人的には否定いたします。

 中には、最低水準の生活をされている方、そう思っている方もいらっしゃるかとは思います。

 だけど私個人的には、自分の暮らしが最低水準とは思いません。
 給与水準が高いわけではないけれども、暮らしが豊かではないとは思いません。

 裕福ではないけれど、不幸ではありませんし、それなりに豊かには暮らせています。

 今の収入で満足しているわけではありません。
 もっともっと増やせるように努力をしていきます。
 そういう努力をしながら、豊かに楽しく暮らすことができています。

 この国の超高齢化問題を底辺で支えながら、今日も楽しく、面白く暮らしていくのです。


 介護は底辺で結構!介護は底辺上等!

 ただの言葉遊びだと言われたらそれまででです・・・。