介護職の求人はいつ出すの？「今でしょ」
今求人情報誌はペラペラです
新型コロナウイルスの影響による営業自粛で今、求人情報誌はペラペラです。
ご承知のように、お店や会社は今、営業自粛により通常通りの営業ができない状況にあります。
この先どのような状況になっていくのかもわからない状態です。
今居る従業員にさえ休んでもらっている状況で、新たな従業員の募集などできるはずはありません。
だから当然、求人情報誌もペラペラなわけです。
私たち介護事業者はどうでしょうか
一部感染拡大地域では、デイサービスセンターやデイケアなどで営業自粛をしているところもあります。
しかし、大半の事業者は通常通り営業しているのではないでしょうか。
介護施設は病院と同じように社内のインフラですから、営業自粛するわけにはいかないのです。
営業自粛すると生活できなくなる高齢者がたくさん出てしまうから、我々は営業自粛することはできないのです。
さて、私たち介護事業者は、コロナウイルス云々に関係なく、従業員不足に悩まされています。
今、世の中には、コロナウイルスの影響で働きたくても働けない人がたくさんいます。
働こうにも、営業自粛により働く場所が見つからない人がたくさんいます。
私たち介護事業者は、コロナウイルスに関係なく営業を続けています。続けなければなりません。
だったら今この時、介護事業者は積極的に求人を出すべきではないでしょうか。
介護事業者は今こそ求人広告を出すべき
「新型コロナウイルス感染防止のため面接は控えるべきだ」という方も多いと思われますし、そういう事業者も多いと思います。
しかしそんなことを言っている場合ではありません。
今こそ介護事業者は、積極的に求人広告を出すべきです。
介護事業所では予算が余っているはず
介護事業所では、マスクや消毒液の不足により、それらの節約をしていませんか？
それらの節約を行うことにより、仕入れが減っていませんか？
仕入が減った分、いつも仕入れに必要だった費用が余っているはずです。
それを求人広告費に回しませんか。
また、この春、新入社員の歓迎会や従業員の懇親会を計画していませんでしたか？
そしてそれは、感染防止対策のために中止しませんでしたか？
このご時世に事業所をあげて飲み会なんかやっていたら、それこそ世間からつまはじきにさることでしょうから、中止にしているはずです。
それにより福利厚生費が大幅に削減されているはずです。
だったら、余った福利厚生費を求人広告費に回しませんか？
私の事業所では、会社から従業員全員に支援金として（金額は言えませんが）お金が支給されました。
お金をもらえたことは単純にうれしいです。
しかし私たちはお金には困っていません。
私たち介護事業者は、自粛することなく営業を続けているわけですから、いつも通り売り上げも上がっていますし、従業員はいつも通り仕事があり、いつも通り給料をもらっています。
むしろ、外出の自粛によりお金を使いませんから、お金は余っているくらいです。
支援金としてお金をもらえたことはうれしいのですが、それはいわゆるバラマキで、会社には失礼ですが死に金に近いと思います。
そのお金を、職員募集のために使うべきではなかったのかと私は思うわけです。
今こそ攻める時 入職お祝い金50万円支給！
今世の中には、1・2ヶ月お金が入って来ないで困っている方がたくさんいます。
例えば、今介護業界に入職してくれる人には、「入職お祝い金として50万円支給します」などと打ち出してみてはどうでしょう。
そういうことができるのは今だけです。
今は我々にとっては最大のチャンスなのです。
求人まで自粛する必要はないのです。
今はむしろ攻める時です！
