はじめちゃんの介護

主に高齢者介護の話しや各種試験対策など

社会福祉士 通信課程の入学試験 選考試験の小論文 社会福祉士 志望動機

社会福祉士通信課程の入学選考で実際に提出した小論文

 私は、2018年4月から1年半、社会福祉士一般養成課程の通信課程を受講して2019年9月に修了、国家試験の受験資格を得て、2020年の国家試験を受験し社会福祉士を取得しました。

社会福祉士通信課程には入学選考がある

 社会福祉士通信課程を受講する場合、多くのスクールで入学選考があります。誰でも入学できるわけではありません。

 入学選考試験のひとつに、多くの場合「小論文」が課題として出されます。
 入学選考の小論文に何を書けば良いのか?悩んでいる方も多いかと思います。

 そこで、私が実際に提出した小論文を紹介してみようと思います。

 はたしてこれが小論文と言えるのか?と自分でも思います。
 社会福祉を学ぶ前に書いたものなので、いま読み返すと赤面してしまうような内容でもあります。
 ですが、これから受講しようと考えている方のために、当時書いたありのままを掲載しておきます。

課題は概ね志望動機と成りたい相談援助者像

 課題のタイトルは、当時の募集要項をすでに捨ててしまっているので正確にはわかりません。なので、同校の来年度の募集要項から紹介します。

『入学を希望した動機及び社会福祉士資格取得後に、援助対象者の暮らしにどう関わっていきたいか』を800字以内で論述してください。

 多くのスクールで、概ねこんな感じの課題が出されると思います。

実際に提出した小論文

 貴校を志望する動機は、自身のスキルアップと、利用者の「安心」のためである。私には、福祉に関する学歴がない。貴校で学び、知識・見識を広げ、社会福祉士の国家資格を取得したい。「安心」を提供できる相談援助者として利用者と関わって行きたいからだ。
 利用者は、福祉サービスに対して、期待や希望を持っているはずだ。ところが、実際にサービスを利用しなければならなくなった時には、わかりにくく面倒な手続きや制約が多い。それだけで利用者の気持ちが消沈してしまう可能性がある。不安や疑問、不満や不信感といったマイナスの感情がふくらみ、それらが、期待や希望を上まわってしまうのだ。
 そもそも、望んでサービスを受けたいと願う人が居るだろうか。ほとんどの人は、望まないのではないか。「人はできることなら誰かの世話にはなりたくない」と願うはずだ。
 サービスの利用を考える方は、何らかのやむを得ない事情を抱えている。相談援助者の役割として、利用者のそんな事情(ニーズ)とサービスを結びつけることがある。だが前述のとおり、そもそも利用者は、できることなら、サービスを受けたくはないのである。
 それらのことから、相談援助者と利用者との関わりで大切なことを次のように考える。
 利用者のマイナス感情をできる限り取り除き、安心感を持ってサービスを利用できるようにすること。そのために必要なコミュニケーション能力を持って相談面接を行うこと。
 相談援助者は、単なるサービスの仲介役ではない。福祉サービスに関する知識・経験を相談援助者が持っている、ということは、利用者にとって、当たり前のことである。大切なことは、相談援助者と関わることにより安心できるか、満足できるか、ということだ。
 私は、「私という人間と関わることで、利用者が安心・満足に生活することができる」「利用者の暮らしになくてはならない存在」そんな相談援助者、社会福祉士でありたい。

小論文を書く時のこだわり

 これは別にこだわる必要はありませんが、私の場合は800字の文字数制限があれば一文字も無駄にしないように800字ピッタリの文章を書くことにこだわりました。

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 まあ気持ちの問題です。
 スカスカあいているより、びっしりと文字が埋まっている方が気持ちが良いし、やる気がアピールできるかなぁと・・・。

 そのために無駄な句読点があったりするのは逆に気持ちが悪いのですが、それもありのままに、実際に提出したそのものを載せておきます。

 

スクールはビジネス

 選考試験の小論文は、そんなに難しく考える必要はないと思います。されど、文法がおかしかったり、支離滅裂な文章にならないようにだけは最低限気を付ける必要があると思います。

 社会福祉士養成校はビジネスです。募集定員いっぱいになるまでは入学を受け付けるはずです。
 だから、募集が始まったらできるだけ早く入学願書を出した方が良いと思います。
 募集期間中でも定員がいっぱいになれば募集を締め切られてしまうので、願書はできるだけ早く出した方が良いでしょう。

もしも入学選考から漏れたら

 もしも入学選考から漏れてしまったら、そんなの気にする必要はありません。定員いっぱいになったと思えば良いだけです。

 通信のスクールはたくさんありますから、他の学校に願書を出せばいいだけです。

試験勉強は今から始めよう!

 入学願書を出したら、もうあなたは社会福祉士国家試験受験への道を歩み始めたということです。
 だったら、試験勉強を始めるのは早ければ早い方が良いです。
 今からコツコツと過去問などをやり始めましょう!

 

 過去問のやり方はこちらをごらんください。

hajimechan2001.hatenablog.com

 それでは、これから社会福祉士通信課程を受講しようと考えている皆さま、既に受講中で社会福祉士取得に向けて励んでいる皆さま、がんばってください!