どうやら父が認知症?を発症したみたいな 父の認知症
この記事は、2019年8月20日にアメブロに記載した記事のリライトです。
なぜあらためてこちらのブログに書こうと思ったかというと、昨日父が入院先の病院を抜け出し行方不明になり警察のお世話になる、ということがあったからです。
自宅では特に問題なく普通に暮らすことができている父です。
自分の家族に、ついにこんなことが起こる日がやってきてしまいました。
しかしこれは、どこの家庭にも起こりうることです。
自分の家族のことをブログでさらすのはどうかと思ったりもしますが、何かの参考になればと書いてみることにしました。
以下、2019年8月20日にアメブロに書いた内容です。
きっかけは運転免許の更新から
まずは、どうして父の認知症?が発覚したか。
実はまだ、認知症の診断を受けているわけではないので認知症と言い切ることはできません。
きっかけは運転免許の更新です。つまり、免許の更新時の認知機能検査に引っかかったのです。
それで母からどうしたら良いか私に相談があったわけです。
余談ですが、高齢ドライバーの事故が社会問題となっていますが、そのおかげと言ってはなんですけれど、免許の更新で認知機能検査が実施され、それにより認知症が早期に発見され、早期対応ができるのは良いことですね。
母に、かかりつけ医の相談室に相談するように指示
さて、私は母にまず、かかりつけ医の相談室に電話して、「かかりつけ医の診察を受けるか、それとも専門医を紹介してもらうか」相談するように言いました。
私にそう言われた母は、言われた通りにかかりつけ医の相談室に電話しましたが、ちんぷんかんぷんで、話が何も進みませんでした。
父が認知症の疑いということは母ももちろん高齢です。
母はボケていないとは思いますけど、高齢のため思考力が落ちていることは否めません。
そんな高齢者が、病院の相談室に相談の電話をしているわけです。
そういった不安や問題を抱えた高齢者(患者)の思いをくみ取って適切な援助ができない相談室ってなんなの?と、少し腹立たしい気持ちになってしまいましたが、そんなことを言っていても始まりません。
母では話が進まないので私が
両親に任せていては話が進みそうにないので、私が相談室に相談することにしました。
ちなみに両親と私は別居しています。
私は翌朝両親の家へ行き(たまたま休みでした)、相談室に電話しました。
わざわざ両親の家に行って電話をしたのは、その場ですぐに両親に内容を知らせたいという思いと、保険証や診察券の内容などを問われた時、それがなければ話にならないからです。
電話で息子だと名乗っても本人確認はできませんから、保険証や診察券の内容が必要なのです。
私が相談室に電話した内容は、母にアドバイスした内容と同じです。
電話に出てくれた女性の相談員さんは感じの良い人でした。
「先生に相談して折り返し連絡させてもらいます」
ということで、折り返しの連絡を待ちました。
折り返しの連絡といっても、それがいつになるかはわかりません。
今日のことになるやらわかりませんが、待つしかありません。
先生は外来患者さんの診療中でしょうし、すぐにというわけにはいきません。
そのあたりは心得ているつもりですので、気長に待つことにします。
3時間ほど待つと、相談員さんから電話がありました。
「先生の紹介状を出すのに1週間くらいかかります。紹介状ができたら電話します。」
という内容でした。
1週間かぁ・・・。早くしてくれないかなぁ・・・。という気持ちでしたが、待つしかありません。
相談員さんも一生懸命先生に折衝してくれたのだと思います。相談員さんの立場も考えてあげないといけません。
とりあえず1週間くらいで何らかの連絡がもらえるということを確認し、私は実家から帰ることにしました。
家に帰ると、先ほどの相談員さんから私の携帯に連絡がありました(連絡は私の携帯にするようにお願いしています)。
「10日後に当院の精神科の予約が取れたので、来院することはできますか」
という内容でした。
ということで、10日後に、かかりつけ医の精神科を受診することが決まりました。
現在の状況はここまでです。
まだ受診をしたわけでも、認知症の診断を受けたわけでもありません。
運転免許の更新のための認知機能検査に引っかかって、精神科の受診予約をした、というところまでです。
病院の相談員さんの役割
自分の家族のことをブログのネタにするのはどうかと思うのだけど、私は相談援助の専門職だから早期の対応ができますが、普通の方はこんな時困りますよね。
どうしたら良いかわかりませんよね。
だから少しでも参考になればという思いで、ブログに書くことにしました。
実際、私の母がかかりつけ医に相談の電話をして、ちんぷんかんぷんだったのです。
前述しましたけれど、病院の相談員さんは、そんな患者や家族の思いに寄り添っていただきたいと思うのです。
それを行うのが相談員の役割だと思うのです。
次は10日後の初診を受けての更新になると思います。
父の認知症?についてのブログ記事が、これ以上盛り上がらないことを祈るばかりであります。
2019年08月20日