はじめちゃんの介護

主に高齢者介護の話しや各種試験対策など

生活相談員の仕事 相談員は利用者や家族だけの相談員ではない 高齢者介護

 はてなブログをはじめて3ヶ月目になります。
 3ヶ月目初日の昨日は、初めて更新をさぼってしまいました。

 2か月間毎日更新を続けてきて、初めて更新できなかったのは少し悔しい気持ちはあります。だけど、毎日更新することが目的ではありません。

 今後も毎日更新することは目標としてやって行きたいと思いますが、それを目的としないようにやって行きたいと思っております。

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 さて、昨日更新を怠った理由は、「疲れていたから」です。
 退勤間際に緊急対応で少し残業をして疲れたので更新をさぼってしまいました。

生活相談員の仕事について

 今日は、昨日の緊急対応で思ったことを綴っていきたいと思います。

 緊急対応と言っても、たいした緊急ではありません。
 利用者の中に少し異常を認められる方がいて、その方の対応をしたという話しです。

 どんなことがあったかについては詳しく書けません。
 それ自体が個人情報だからです。

個人情報について

 今日のブログの趣旨からは外れますが、ここで個人情報について少し言いたいと思います。

 よく、SNSなどで職場での出来事などを書いているのを見かけることがあります。
 確かに、名前などはもちろん書かれてはいません。
 だけど、見る人が見たら誰のことを言っているのかがわかるような内容は個人情報です。

 例え名前を出していなくても、内容を見る人が見たら「あの人のことを言っているな」とわかるような内容を書くことは望ましくありません。

 例えば、新型コロナウイルスに関係する報道では、感染者の家族構成を県が公表して、それにより身元が特定されて誹謗中傷の被害に遭っている、という方もいるそうです。

 個人情報については細心の注意が必要です。


 さてそれでは、昨日思ったことについて個人情報に注意しながら綴って行きたいと思います。

緊急対応の流れを箇条書きで

 ざっくりとした対応の流れはこんな感じです。

  1. 介護職が利用者に変化を感じた
  2. 介護職がそれを看護職に報告した
  3. 看護職が利用者の状態を確認し、相談員の私に相談した
  4. 私は、利用者の様子を見に行き、介護職・看護職に様子を聞いた
  5. 相談員の私は、主治医に電話して相談した
  6. 主治医が来てくださいというので、私は主治医へお連れした
  7. 主治医が診察し入院の必要性を認めた
  8. 私は家族へその事を連絡した
  9. 主治医は入院先を探し紹介した
  10. 私は施設に連絡し入院の準備をするように伝えた
  11. 入院先が決まり主治医は紹介状を用意した
  12. 私は、家族へ入院先を伝えるとともに施設へ一旦入院の準備を取りに帰った
  13. 入院先へ利用者をお連れした
  14. 入院先の担当医の診察をうけ状況を伝えた
  15. 入院先へ家族が到着し担当医の説明を受けた
  16. 入院病棟が決まり家族と共に病棟へ入り病棟の説明を聞いた
  17. 病棟看護師に利用者のADLなどの状況を伝えた
  18. 職場に帰り一連のことを記録した

 「ざっくりとした」と言いましたけれど、結構細かいですね。
 私やその他の人・職種が行った対応を箇条書きにしていくと、ざっとこんな感じになります。

 最初に介護職が変化を感じてから最後の記録までの間は、3時間くらいです。
 3時間くらいの間に、ざっとこれくらいのことを対応しています。

様々な人や職種の「不安・疑問・不満」を和らげる

 「こんなことできてすごいね~」なんてことが言いたいわけではありません。
 この対応を通して伝えたいことは、「相談員は利用者だけの相談員ではない」ということです。

 この対応の流れでは、利用者、介護職、看護職、主治医、家族、入院先担当医、病棟看護師など、様々な人や職種が出てきます。
 それ以外にも、施設の事務員や主治医の受付、入院先の受付など、様々な人が関わっています。

 それぞれの過程で、それぞれの人や職種が、「不安・疑問・不満」といった感情を持っています。

 相談員は、そうした様々な人や職種の「不安・疑問・不満」といった感情を和らげ、解消し安心できるようにしなければなりません。

 利用者や家族を安心させるだけではないのです。

 

 「昨日の対応では、こうした流れが我ながらうまくいって達成感があった」という自己満足な話しでした。

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hajimechan2001.hatenablog.com