スマホの機種変更をして思うこと
今日、スマホの機種変更をしました。
しかし私は、スマホの機種変更をしたくてしたわけではありませんでした。
スマホの機種変更をした理由
機種変更をした最も大きな理由は、LINEが使えなくなってしまったということです。
スマホが壊れたわけではありません。スマホが古くてAndroid OSをバージョンアップすることができず、結果、LINEのバージョンアップができなくなってしまいLINEが使えなくなってしまったのです。
簡単に言うと、スマホが古くてバージョンアップに対応できずLINEが使えなくなってしまったということです。
物を買う時の動機
物を買う時の動機には色々とありますが、その物を欲しくて買う場合と、欲しくなくても買わなければならない場合があります。
この度の場合は、欲しくなくても買わなければならない場合でした。
だって、スマホ自体は壊れてはいないのです。LINEが勝手にバーションアップして私のスマホのAndroid OSに対応しなくなってしまったのです。
LINEが無くても生活できるか?
この度はLINEが使えなくなってしまったわけですが、LINEが無くても生活ができるならスマホを買い替えることはありませんでした。
しかし、今やLINEを使ってあらゆる連絡を取り合うことは日常となっており、いまさらLINE無しの生活は考えられませんし、LINEがなければ困ってしまいます。
この度のスマホの機種変更は、欲しくて買ったわけではなく、無いと「困る」からという動機で機種変更したわけです。
介護サービスを利用する時の動機と似ている
この度の機種変更の動機は、介護サービスを利用する人の動機とよく似ています。
私はこの度、スマホを「欲しい」わけではないのに買い換えました。買い替えの動機は「無いと困る」からでした。
LINEが使えないという「障害」が発生し、それを解決するためにスマホを買い替えたのです。
介護サービスを利用する人の心境はどうでしょうか?
介護サービスを利用する人は、介護を「欲しい」とは考えていないはずです。
私がスマホを買い替えたくないように、できることなら介護なんて受けたくはないと考えているはずです。
介護サービスを受けようとする方は、体や心に何らかの「障害」が発生し、それにより生活が困難となり、それを補うために介護サービスをやむを得ず受ける(買う)のです。
私はスマホが欲しいのではない
何度も言いますが、私のこの度のスマホの買い替えは、スマホが欲しいからではありませんでした。
これまでと同じようにLINEを使って連絡を取り合いたい、LINEを使ってコミュニケーションをしたいから買い替えたのです。
これまでと同じようにLINEを使ってコミュニケーションができる生活が欲しかったのです。
利用者は介護が欲しいのではない
介護サービスに置き換えて考えてみましょう。
介護サービスを「欲しい」と思う人はいません。人はそもそも介護なんて受けたくはないのです。
介護サービスを使うことにより、体や心に障害が発生する以前と同じように、あたりまえに暮らしたいだけなのです。
人は介護が欲しいわけではないのです。
介護を受けることにより実現できる生活が欲しいのです。